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Ne (本来副詞)の使い方

次の文章を例に、本来副詞 ne の使い方について説明します。初心者は混乱するかな? ま、脱初心者を目指す皆さんなら何とかなるでしょう☻

Sur la seĝo ne estas ruĝa rozo, sed du ĉokoladoj kaj malgranda cigaro. Mi ne scias, ĉu la fraŭlino ŝatas ĝin.

この文章には2回「ne」が出ていますね。これまでは「neは本来副詞であるから、名詞以外のものを修飾する。だからこの場合は「ある・無い」を示す動詞の「estas」を否定する。よって、estasの前にneをおくのだ…と勉強しましたね。

え!否定でしょ、否定するときにNeをつけたら良いんでしょ…という方。

まあまあ、もう今から日本語で書かれた文法書や辞書を紐解くことはせず、

下記の通り「鵜呑み」にしてください♪

実は、エスペラントでは「ne」は「否定するものの前に置く」と言う決まりがあります。そして、この文章の最初に出てくる「ne」が否定するのは「estas」ではなくて「ruĝa rozo」なのです。

「イスの上には赤いバラではなくて、チョコレート二つと小さなたばこがある。」

Sur la seĝo estas ruĝa rozo, sed du ĉokoladoj kaj malgranda cigaro. よく見てください。

文の最後は「無い」ではなくて、「ある」ですよね。

だからne estas=ない としてしまったらダメなのです。

単純に「イスの上には赤いバラは無い」と言う文章なら、 Sur la seĝo ne estas ruĝa rozo. これで大丈夫です。同様の使い方が、上記例文の2つ目のneの用法です。 Mi ne scias, ĉu la fraŭlino ŝatas ĝin. 私は知らない…と、そこで文章は終わっています。

今後、neを使う時には注意して下さい。

そうすることによって、思わぬ場所にneがでてきても、表現豊かにその意味を受け取ることが出来るようになりますから。 punkto, fino: Yas



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