irasとvenas…痛カユイところね
以下、各単語の日本語への「固定訳」はしないようにね。
irasは「(何処からか離れて)向かって行く状態」を示すときに使います。 だから Mi iris de Kioto al Tokio. の語順となる。 venasの場合はハッキリと「目的地へ『自分(又は誰か)』が向かっている(向かってくる)」ということを言う時に使います。 Li venas Tokio de Kioto. の語順となる。deとalの場所の違いにご注意を。
状況をイメージしてね♪ 例えば、お仕事で、
今日は現場へ直行する予定だった。予定変更となり、まず事務所によって新しい図面を受け取って、その後に現場に向かうことになった…などのとき、
事務所から貴女の携帯に電話が入り、そのように予定変更となったことを聞いた。
そして、
「ああ、わかりました。直ぐに事務所に行きます」と言う時。
日本で「行く→iri」と固定訳をしていると、次の文章になる。 Mi tuj iros al la oficejo. でもね、
これじゃ貴女を呼びつけた「事務所」にではなく、別の事務所に行くことになるのです。
なぜって、「離れて行く」イメージの方が、電話をしている「事務所」に向かうイメージより強く出るからです。だからここでは、 Mi tuj venos al la oficejo. 「来る→veni」と固定訳をしているとこの文章は全く出てこないですよ。 ちなみに、英語のgoとcomeも同じです。 goは離れて行き、comeは近づいて行く(それを『来る』と言う場合もあるわけ)。
こんがらがってる??
大丈夫ですよね!
punkto, fino: Yas-istemo
